2024年01月12日

社長と従業員

昭和27年頃立ち上がった印刷グループ。
ガリ版、謄写版の時代だった。
一枚づつインクローラーを転がして印刷していく。
今では考えられない様な作業である。
それから、鉛の活字を組み合わせる活版印刷となり、
タイプ印刷になり、ワープロが出て来て、
B4判の卓上式のオフセット印刷機を入れて、
大きくてもわら半紙大の大きさである。
そのうちA3の印刷機となり。今に至っている。
その頃は社長も従業員もなく、
全員が社長で、全員が従業員である。
用紙も、一枚一枚大事に使った。
給料も山分けだった。
そのうち、印刷革命が起こり、デジタル化が進んだ。
電子コピー機が出来て、
カラー印刷も早く、安Ⅼく奇麗になった。
誰が印刷しても同じようなものが出来る。
一枚づつ宛名印刷ができるバリアブル印刷。
活字が無くなった。
紙が無くなる。
新聞もデータで読む。
印刷会社もお呼びでない時代が来る。
ここ2~3年で大きな印刷所が無くなり、
小さな印刷会社の何店かは吸収合併していく。
当然、弊社も影響を受けて、先行きも危うい。
会社で、それらを訴えて頑張ろうとするのは社長だけ。
社長は毎日、やきもきしているが、
従業員は、、、「小島よしお」である。
「そんなのかんけえねえ」
給料もらえなきゃ、やめればいいこと。
苦労して努力しても、仕事が取れなきゃ、やらねえ方がいい。
社長と従業員はえらく違うものだ。
中小企業の味方だという商工会や政党団体なども、
一会社に「テコ入れすることはない」
結局、社長一人が責任をとるのだ。
あああああ、。
社長になんかなるんじゃなかった。











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Posted by ブンゲイ印刷 at 18:10│Comments(0)社長のボヤキ
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